気軽に相談できるアットホームなWeb制作会社

制作会社インタビュー

気軽に相談できるアットホームなWeb制作会社

株式会社トラヴィジョン デザイナー 八登直紀

Webサイトの制作会社は、印刷物のデザイン会社が事業拡大したところや、システム設計・開発会社のデザイン部門が独立してできた会社など、その成り立ちはさまざまです。それが、各社の特徴や強みにつながっています。

今回紹介する株式会社トラヴィジョンは、エンターテイメント系のWebデザイン制作からスタートした会社です。現在は、映画関連サイトから商用サイトまで幅広いWebサイト制作に携わるほか、紙媒体のグラフィックデザインや映像制作なども手掛けます。そんな同社の成り立ちや特長について、取締役であり現役のデザイナーでもある八登直紀氏に話を伺いました。

エンタメから始まったWebデザイナーの道

八登氏がWebデザイナーとして活動を始めたのは大学時代。知り合いのプログラマーからの紹介で、ある映画のWebサイト制作を手伝ったのがきっかけでした。

「20年近く前ですから、当時はWeb制作会社の黎明期。だから、芸術大学に通う学生の私にもデザイン制作を依頼したのでしょう。その映画のWebサイトは、当時としては画期的な取り組みにも挑戦しており、映画のファンとコアなつながりを持てるしくみを取り入れるなど、今でいうSNSの先駆けのようなコンテンツもありました」

その経験から、Webデザイナーとしての道を歩み始めた八登氏は、フリーランスで映画関連のWebサイトや音楽事務所のWebサイトなど、エンターテイメント系の分野で活動を始めます。

デザイナー 八登直紀

会社設立に向けて動き始めたのは2009年。きっかけは、急激に成長するWebの世界に対する焦りだったと回想します。

「当時のWeb業界ではFLASHが全盛の時代です。このほかにも新しい技術が続々と登場するなかで、個人で活動することに限界を感じてきました。同じデザイナーでも、グラフィックデザインの世界は先人たちの築き上げた道筋がありますが、Webデザインは歴史が浅く道筋がなかった。新しいデザインがあふれるなかで、これからの時代についていくには一人では限界があると感じた」

個人で活動することに限界を感じた八登氏は、大学の同級生でデザイナーとして活躍していた高田倫行氏(現・株式会社トラヴィジョン代表取締役)に連絡を取り、一緒に会社を立ち上げることを提言します。

「仲間がいれば、新しい技術が出てきてもチームで立ち向かえます。そんな期待を込めて、この会社を立ち上げました」

エンタメ系と商用サイトの違いとは

会社設立後はエンターテイメント系だけでなく、企業のコーポレートサイトなどの商用サイト制作にも乗り出します。デザイナーの目線から、エンターテイメント系と商用サイトの違いについて、八登氏は次のように分析します。

「エンターテイメント系のデザインは、『かっこよければOK』という風潮がありましたね。最近でこそかっこいいだけでは通じなくなってきましたが、なかには制作者の主観が混じる作品もあります。一方、商用サイトは『効果を出すことが重要』。KPIなどの目標を設定し、客観的な視点で制作する必要があります」

商用サイトのデザインにおいては、客観性が重要だと指摘する八登氏。それは、自身が携わったWebサイト制作の経験からもこだわっている部分です。

「制作を進めていると、もっとこうしたいと、クライアントの主観で判断されてしまうケースがあります。でも、Webサイトは『見てくれる人のためにある』もの。エンドユーザーを意識して客観的に判断することが私たちの役割であり、それがプロの仕事だと思います」

デザイナー 八登直紀

最近は、スマートフォンを意識したWebサイトが増えていますが、パソコンで閲覧したクライアントからは、物足りないと感じてか情報を詰め込みたいという要望も出てくるようです。そんなクライアントの「もっとこうしたい」に対して、客観的にみて効果が期待できないときは対案を示すことも、制作会社の役割です。

「基本的には、お客様のイメージをデザインのベースにしますが、細かい点は『なぜこのデザインなのか』を重視して制作しています。ここにボタンを置く理由とか、情報の順番がわかりやすいとか、興味を持って見に来てくれたエンドユーザーを先へ進ませる設計も考慮しながら提案します」

かかりつけ医のような制作会社でありたい

公開後の運用も、エンターテイメント系と商用サイトでは違いがあります。エンターテイメント系の多くは、Webサイトの公開がゴールなのに対し、商用サイトは公開がスタート地点。更新や新規コンテンツの追加など、数字を見ながら改善していくことが求められます。社内にWeb担当者がいない小規模な企業であれば、公開後も頼れる制作会社を選ぶことも一つのポイントだと、八登氏は語ります。

「サイトの更新やバージョンアップなども踏まえて、長く腰を据えて対応してくれるようなWeb制作会社を選ぶと安心でしょう。できれば、最初から最後まで同じ担当者が対応してくれるところだと、設計や仕様もわかっていますから対応もスムーズですし、柔軟にサポートしてくれると思います」

デザイナー 八登直紀

大手の制作会社だと、プランナーやディレクター、運用スタッフなどが分業されているところがほとんどです。それぞれの専門スタッフが対応するためクオリティの高いサービスが期待できる一方で、社内での引継がうまく行われていないと緊急時にスムーズなサポートが受けられない可能性もあります。

株式会社トラヴィジョンでは少数精鋭の強みを生かして、基本的には一人の担当者が最初から最後まで対応し、既存クライアントからの相談にも柔軟に応じるよう心がけています。

「本来は私たちの業務ではありませんが、たとえばメーラーの設定方法がわからないなど困っていることがあれば、できる限り対応するようにしています。お客様からみれば、パソコンに関する悩みや課題を聞ける相手が私たちなんですよね。そんな、ちょっとしたことでも気軽に相談できるような、かかりつけ医みたいな制作会社でありたいと考えています」

子どもたちの発想力を育む取り組み

株式会社トラヴィジョンでは、地域貢献活動にも積極的に取り組んでいます。その一つが「トラビジョンキッズ」というワークショップです。

「主に子どもたちを対象としたイベントで、デザインやアートの世界の楽しさを伝えることを目的に開催しています。たとえば、公園で拾った落ち葉や枝を使ってアートを描いたり、家にある空き箱を使った工作をしたり。私たちも仕事の息抜きみたいな感じで、楽しみながら活動しています」

講師は、外部から招いたイラストレーターやWebデザイナーなどのクリエイター。八登氏もスタッフの一員としてかかわっています。

「私たちは教える側ですが、子どものインスピレーションからデザイン制作の参考になるなど、子どもたちから教わることもありますね。この色使い、意外と使えるかも?とか。この活動で才能を開花させた未来のデザイナーが出てくると、うれしいですね」

子どもたちの発想力を育む取り組みを通して、地域にも寄り添う会社がトラヴィジョンなのです。

ワークショップ「トラビジョンキッズ」

ワークショップ「トラビジョンキッズ」

 

株式会社トラヴィジョンに

デザイナー 八登直紀

株式会社トラヴィジョン 取締役

八登 直紀

1979年7月生まれ。大阪府出身。趣味は野球観戦。
大学時代は映像学科で映画制作の基礎を学ぶ一方で、Webデザインも独学で知識をつける。その実力を買われて、在学中に映画のWebサイト制作に携わる。2010年に株式会社トラヴィジョンを設立。現在はデザイン制作をメインに、ディレクターからコーディングまでオールマイティーに活動中。

株式会社トラヴィジョン

株式会社トラヴィジョン

設立 2010年2月22日
〒151-0063 東京都渋谷区富ヶ谷1-2-14 池田ビル4F
代表取締役:高田 倫行
WEB制作、スマートフォンアプリ制作、映像制作、グラフィック制作、Blu-ray・DVD画面制作など
URL:https://travision.jp/

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